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初秋の軽羽織り9選|短丈アウターのすすめ

羽織り

Tシャツ一枚では少し寂しいけれど、羽織るものを間違えると一気にだらしなく見える。
9月が近づくと、毎年この壁にぶつかります。

僕も去年、夕方の風が涼しくなってきた頃に去年のパーカーを引っ張り出して、鏡の前で固まりました。
悪くはない。でも、完全に部屋着の顔をしている。
かといって秋物のアウターはまだ暑いし、そもそも真夏に売り場でアウターを見る気にもなれませんでした。

この記事では、その隙間を埋める「軽い羽織り」を9枚だけ選びました。共通しているのは着丈が短いこと。
丈を詰めるだけで、羽織りは驚くほどもたつかなくなります。

1万円前後から2万円台を中心に、初秋に着たい時期に手元へ届くものを中心に並べました。

商品紹介

9枚を選ぶうえで一つだけ軸を決めました。それが「短丈」です。丈が長い羽織りは体を縦に分断して重心を下げてしまうので、身長に関係なく脚が短く見えます。逆に腰骨あたりで切れる丈なら、下にワイドなパンツを合わせても上下のバランスが崩れません。

ここから9枚をフラットに並べます。順番は僕が着る頻度の高そうな順ではなく、着られる時期が早いものから遅いものへ、という流れで並べています。

adidas/オリジナルス クラシック トラックトップ

商品名adidas/オリジナルス クラシック トラックトップ
価格13,200円(税込)
ポイント渋いカラー配色で、ジャージ特有の子供っぽさが出ない一枚。9枚の中で唯一すぐ届く即納アイテムです。

トラックジャケットは着る人を選ぶ、と長らく思っていました。
原因は形ではなく色だったと気づいたのは最近です。

原色に近い配色だと途端に学生の部活っぽくなりますが、色が一段落ち着いていると、同じ形でも印象がまるで変わります。
ジャージなのに落ち着いて見えるのは、そのおかげです。

13,200円という価格も、この手の羽織りとしてはかなり良心的だと思います。

アディダスのオリジナルスは1970年代のトラックスーツを源流に持つラインで、そもそもスポーツウェアとして完成していた形をそのまま服として残しているシリーズ。
だから無駄な装飾がなく、Tシャツの上に一枚かけるだけで様になります。

URBAN RESEARCH ITEMS/ドライタッチスナップブルゾン

商品名URBAN RESEARCH ITEMS/ドライタッチスナップブルゾン
価格8,990円(税込)
ポイント肌に貼りつかないドライタッチ素材。8月下旬発送で、9枚の中で一番早く出番が来ます。

8月下旬から9月頭という時期は、正直まだ夏です。

羽織りが欲しいのに、羽織ると汗ばむ。
この矛盾に応えてくれるのがドライタッチという素材の考え方で、生地の表面がさらりとしていて、汗をかいても肌に貼りつきません。

ここが普通の綿のブルゾンとの決定的な差です。
しかもイージーケア仕様で自宅の洗濯機で洗えるので、汗をかく季節の羽織りとしては理屈が通っています。

8,990円という価格で、この機能と3色展開が揃うのはかなり良心的だと感じました。
残暑の時期に一枚だけ持っておくなら、僕はこれを選びます。

JOURNAL STANDARD relume/ドビー ミニチェック オープンカラーシャツ

商品名JOURNAL STANDARD relume/ドビー ミニチェック オープンカラーシャツ
価格11,000円(税込)
ポイント近づかないと柄が見えない繊細なミニチェック。1枚でも羽織りでも使える二役。

チェック柄は距離によって印象が変わります。
遠目でもはっきり柄が見えるものは元気に見えすぎることがありますが、この黒シャツのミニチェックは近づいてようやく気づく細かさで、離れて見ると無地に近いニュアンスのある色に見えます。

この距離感が大人っぽさの正体だと思っています。
しかもドビー織という、生地そのものに凹凸を織り込む技法を使っているので、平坦なシャツにはない表情が出ます。

開襟なので前を開けてTシャツの上に羽織ってもいいし、一枚で着てもいい。
8月中旬発送なので、残暑のうちから着られます。

URBAN RESEARCH ITEMS/襟配色 ハンティングジャケット

商品名URBAN RESEARCH ITEMS/襟配色 ハンティングジャケット
価格10,000円(税込)
ポイント襟だけ色を変えた一手で、ハンティングジャケットの野暮ったさが消えています。

ハンティングジャケットは元をたどれば狩猟用の実用着なので、そのまま着ると少し野暮ったく見えることがあります。

この一枚が面白いのは、襟にだけ違う色を持ってきている点です。
顔まわりに色の切り替えが入ると視線がそこで一度止まるので、全体が引き締まって見えます。


ディテールを足すのではなく、色の置き方だけで印象を変えているのがうまいと思いました。

JOURNAL STANDARD/フラワー エンブロイダリー ジップ シャツ

商品名JOURNAL STANDARD/フラワー エンブロイダリー ジップ シャツ
価格19,800円(税込)
ポイントボタンではなくジップ仕様。前を開けて羽織っても形が崩れません。

派手目なお洋服が好きな方におすすめなのがこの一着。


花のモチーフの刺繍が入っていて、無地のTシャツの上に重ねるだけで画になります。
刺繍は生地に厚みが出るので、平面的なプリントとは存在感がまるで違います。

またシャツを羽織りとして使うとき、前を開けると前身頃がへなっと垂れて、だらしなく見えることがあります。
このシャツがボタンではなくジップを選んでいるのは、そこへの答えだと思っています。

ジップは前端に芯が通るので、開けたままでも縦のラインが保たれます。細かいことのようですが、羽織ったときの見え方はかなり変わります。

EDIFICE/8オンス デニム シャツ

商品名EDIFICE/8オンス デニム シャツ
価格18,700円(税込)
ポイント8オンスの薄いデニム。ホワイトとブラックの2色で、デニムらしい野暮ったさを回避。

デニムシャツは定番ですが、二つの落とし穴があります。
生地が厚すぎて羽織りにならないことと、色が青だと一気にカジュアルに寄りすぎることです。

この一枚は両方を避けています。
8オンスというのはデニムとしてはかなり薄い部類で、ジャケットではなくシャツとして羽織れる重さ。そのうえ色がホワイトとブラックの2色なので、デニム特有の「作業着っぽさ」がほとんど出ません。

ホワイトを選べば、9月の残暑の中でも重く見えないはずです。
9月上旬発送で、狙いの時期にちょうど届きます。

Lee × B.C STOCK/別注 101 Denim Jacket

商品名Lee × B.C STOCK/別注 101 Denim Jacket
価格18,700円(税込)
ポイント肩幅と身幅は残して着丈だけ短くした別注。コーデュロイ襟が無骨さを中和します。

デニムジャケットで失敗する一番の理由は、丈が長すぎて腰の位置が下がることだと思っています。

この別注は、肩幅と身幅のゆとりはしっかり残したまま、着丈だけをコンパクトに詰めています。
だからワイドなパンツを合わせても上半身と下半身の境目が高い位置に残り、脚が短く見えません。

Leeの101は1930年代から続く型で、デニムジャケットの原型のひとつ。
その名作の襟をコーデュロイに替えているのがこの別注のもう一つの見どころで、ワークウェア由来の無骨さが、襟の素材ひとつで上品な方向に転びます。

18,700円で名作の血筋を引く一枚が手に入る、お買い得なお洋服だと思います。

Dickies × JOURNAL STANDARD/別注 アイゼンハワー

商品名Dickies × JOURNAL STANDARD/別注 アイゼンハワー
価格22,000円(税込)
ポイントコレクション名が”shift”=夏と秋の移り変わりのための服。企画意図がこの季節そのもの。

この別注が面白いのは、企画の出発点が「夏と秋の間の時期に何を着るか」だったことです。
コレクション名が”shift”、つまり移り変わり。
まさに今の時期のために作られた服だと言えます。

作り手がその季節を狙って考えた服は、やはり細部の説得力が違います。
生地は既存のツイルをそのまま使わず、細番手のコットン糸を双糸にして高密度に織ったギャバジンを新たに起こし、それを製品染めで仕上げています。

手間のかかり方が価格に対して過剰なくらいです。
アイゼンハワージャケットはもともと軍で採用された短丈のワークジャケットで、丈が短いのは服の出自そのもの。

この一枚は背景まで含めて長く着られると思います。

JOURNAL STANDARD/M-65 ショート モッズ ガーメント ダイ

商品名JOURNAL STANDARD/M-65 ショート モッズ ガーメント ダイ
価格23,100円(税込)
ポイント名作M-65を短丈に再構築。製品染めのフェード感で、買った日から馴染んで見えます。

M-65は1965年に米軍で採用されたフィールドジャケットで、ミリタリーウェアの中でも指折りの名作です。
ただ本来はフィッシュテールと呼ばれる長い丈で、そのまま着るとかなり重たく見えます。

この一枚はその丈を大きく詰めてショートブルゾンに作り替えていて、名作の顔つきはそのままに、軽快さだけを足しています。


加えてガーメントダイ、つまり縫い上げてから染める手法を採っているので、縫い目まわりに自然な色ムラとシワが生まれ、新品なのに何年か着込んだような表情になります。

買った日から馴染んで見えるというのは、実はかなり得な性質です。
23,100円。9枚の中で一番高いですが、この一枚だけは長く残ると思っています。

まとめ

商品名価格公式リンク
adidas/オリジナルス クラシック トラックトップ13,200円(税込)https://a.r10.to/hYxvLG
URBAN RESEARCH ITEMS/ドライタッチスナップブルゾン8,990円(税込)https://a.r10.to/hgfIeX
JOURNAL STANDARD relume/ドビー ミニチェック オープンカラーシャツ11,000円(税込)https://a.r10.to/hPvmaM
URBAN RESEARCH ITEMS/襟配色 ハンティングジャケット10,000円(税込)https://a.r10.to/hPTOfr
JOURNAL STANDARD/フラワー エンブロイダリー ジップ シャツ19,800円(税込)https://a.r10.to/h5GxGj
EDIFICE/8オンス デニム シャツ18,700円(税込)https://a.r10.to/hgUJXH
Lee × B.C STOCK/別注 101 Denim Jacket18,700円(税込)https://a.r10.to/h5JySf
Dickies × JOURNAL STANDARD/別注 アイゼンハワー22,000円(税込)https://a.r10.to/hkyNVN
JOURNAL STANDARD/M-65 ショート モッズ ガーメント ダイ23,100円(税込)https://a.r10.to/hk1vEP

個性的なアウターを楽しむのも素敵だし、今回紹介したような「形が整っている服」を選ぶのも良い。
ただ30代が近づくほど、後者の効き目が上がってくる気がしています。

服を整えると、自分への印象が変わる。
ぜひ、お気に入りの一枚を見つけてください!


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